組版プラグインDDCSV  シリーズ(DDCSV2、DDCSV_サブスク版)をご利用(試用)の際に画像が配置されない場合、いくつかの要因が考えられます。

  • 画像配置のスクリプトが挿入されていない。
  • 特定の場所(フォルダ)に画像が格納されていない。
  • 左右の区別がある引用符が使用されている。

これらの要因が考えられます。

画像配置のスクリプトが挿入されていない

Tag パレットからドラッグアンドドロップ操作で簡単にタグ付けが出来ます。文字挿入のタグ付けは、それだけで完了ですが、画像挿入の場合、もう1工程が必要になります。

Script パレットで”画像タグの挿入…”設定

Script パレットのメニューボタン押下で”画像タグの挿入…”を選択し、表示項目を設定します。

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これで画像挿入のタグ付けが完了です。

特定の場所(フォルダ)に画像が格納されていない

.csv データに拡張子付きの画像ファイル名の記述がある場合、該当する画像ファイル自体は、決まった場所(フォルダ)に格納されている必要があります。

<格納場所>
書類(win は”ドキュメント”)>Adobe>Illustrator>TSP>IMAGE

この場所に画像ファイルが存在していないと、画像挿入のタグ付けが正確にされていても画像は挿入されません。

   ↓↓↓

※注意
プラグインの仕様で決められている場所以外に保存されている画像を挿入したい場合は、 .csv に絶対パスで画像ファイル名を記述して下さい。

左右の区別がある引用符が使用されている

※特にmacOS 環境でご利用されているユーザー様はご注意ください。

Script  パレットのスクリプトの記述に、左右の区別があり且つ曲がった引用符を使用している場合、スクリプトが機能しません。その為、スクリプトを正常に実行する為には、まっすぐな引用符を使用して記述する必要があります。
しかし、画像挿入タグのスクリプトはプラグイン側で自動で記述されてしまうので、パソコン側で、『スマート引用符を使用しない』もしくは『左右の区別がなく、真っ直ぐな引用符を使用する』といった設定を行う必要があります。

スマート引用符の種類

パソコン側の設定(macOS の場合)

アップルメニュー>システム環境設定>キーボード>ユーザ辞書>スマート引用符とスマートダッシュを使用

”スマート引用符とスマートダッシュを使用” のチェックを外すか、プルダウン表示にある『左右の区別がなく、真っ直ぐな引用符』を選択してください。