Adobe Illustrator DXF 変換プラグイン『EXDXF-Pro』のエクスポート機能では、R12形式(AC1009)の”DXF” として書き出されます。では、なぜ、R12形式の”DXF”で書き出す必要があるのか、、、

書き出されたDXFの用途

Adobe Illustrator から書き出した”DXF” は、CAD ソフトに読み込まれたり、工作機械で加工するために専用のソフトウェアでの読み込みデータとして用いられます。
現在では多くのメーカーからCADソフトが提供され、それらは、CADソフト同士の互換性を保つようにソフト開発されています。特にファイル形式は「.dxf」という拡張子を使用することで、CADソフト同士のデータのやり取りに互換性を持たせ、設計者間でのデータのやり取りを簡単に行えるようにしています。
もちろん、CAD ソフトとAdobe Illustrator も、この”DXF” でデータ互換を行います。
しかし、その際の互換トラブルの発生は少なくはありません。

イラレから書き出したDXF が読み込めない

”DXF” は、AutoCADとのデータのやり取りを目的のために開発されたファイル形式のため、AutoCADのバージョンの履歴数だけDXFのバージョンがあります。また、上位互換は保たれていますが、下位互換は保たれません。よって、R12形式に対応している読み込みソフトでは、それより上位の形式の”DXF” を読み込むことが出来ないという状況が発生します。

では、なぜ、このような状況が発生するのか。

”DXF” は、R12からR13へバージョンが変わるとき構造が大きく変更されたことにより、R12以前とR13以後で異なる2種類の構造を有することになります。その結果、R13以降の形式の”DXF” に対応出来ないCADやソフトウェアが出てきました。

※ R13 から「オブジェクト指向言語」に構造変更されました。

Adobe Illustrator → DXF

例えば、Adobe Illustrator 2023(27.*.*)では、一番古い形式でも 2000/LT2000(AC1015) の”DXF” になります。その為、構造としては「オブジェクト指向言語」の”DXF” です。

EXDXF-Pro → DXF

Adobe Illustrator DXF 変換プラグイン『EXDXF-Pro』のエクスポート機能では、多くのCADやソフトウェアとの互換性を持たせることが出来る普及率の高いR12形式(AC1009)の”DXF” としてR12形式で出力することが出来ます。

先述の通り、R13以降の形式の”DXF” に対応出来ないCADやソフトウェアはまだ多く存在し、Adobe Illustrator との互換が保たれない場面も出てきます。その場合、EXDXF-Pro のエクスポート機能で書き出した R12形式(AC1009)の”DXF” のご利用を是非お試しください。