HO_CAD paoで図面をDXF形式に変換し、その後、DXFコンバートプラグイン『EXDXF-Pro』のDXF読み込み機能を使ってAdobe Illustratorで開きました。
読み込みの結果、レイヤーや文字の種類・大きさ、線の太さ(EXDXF-Proの線幅設定に✔を入れた場合)は問題ありませんでした。ただし、CAD側でハッチ(塗りつぶし模様)を入れた部分がすべて真っ黒になってしまいました。
これを解決する方法はありますか?
症状の要因として考えられる点
- DXFのハッチングデータの互換性の問題:
HO_CAD pao が出力するDXFファイルのハッチング情報が、EXDXF-Pro 読み込み時に正しく解釈されない。 - ハッチングの表現方法の違い:
ハッチングのパターンや境界の定義が正しくエクスポートされていないケース。 - DXFバージョンの違い:
書き出し時のDXFバージョンの設定や、ハッチング情報の保存方法の影響。
改善策
このような場合、CAD側でのDXFのバージョンやハッチングの出力方式の調整をお試しください。
HO_CAD pao のDXF書き出し設定の見直し

具体的には、HO_CAD paoでDXFファイルをエクスポートする際のダイアログボックスで、「ハッチを分解して保存」にチェックを入れると、Adobe IllustratorのEXDXF-Proを使ってDXFファイルを読み込んだときに、ハッチ(塗りつぶしの模様)が正しく表示される可能性があります。