組版プラグイン『DDCSV2(現在はサブスク版 DDCSVとして販売中)』スクリプト講座
名刺・宛名 編(全10回)
文字のスタイルを指定する
指定されたフォントの属性で、文字列を出力します。
次の属性を指定することが出来ます。
COLOR
文字の塗りの色を指定します。
以下の形式で、CMYK値を指定します。
Cの値 Mの値 Yの値 Kの値
指定しない場合は、文字にあらかじめ設定されている色で出力します。
文字の線の色を変えることはできません。
例えば、[COLOR] の値を、
”#(100,0,100,0)” (C=100% , M=0% , Y=100% , k=0%)
上記とした場合、
DDCSV2Script:
<FONT COLOR=#(100,0,100,0) >あいうえお</FONT>
出力結果:


上記のように指定した色で出力されます。
FACE
フォントを指定します。
英語表記の名前(PostScript 名)で指定してください。
例えば、『 IPA P明朝 Regular 』の場合、

記述するテキストは、 IPAPMincho 上記になります。よって、前記の”色指定”にフォント指定の要素を追加すると、
DDCSV2Script:
<FONT FACE=”IPAMincho” FONT COLOR=#(100,0,100,0) >あいうえお</FONT>
出力結果:


上記のように、スクリプトで指定した色とフォントで出力されます。
次回(予定) → 名刺・宛名 編 〜 文字間に指定幅を挿入する 〜